2019-04-22

阿呆を斬新に変える心の強さ〜東京レディース蔵コレクション2019〜

というわけで、クローズドの企画になりますが東京で「東京レディース蔵コレクション2019」というイベントを実現することになりました。
そうです、もちろん「東京ガールズコレクション2019」をもじっています笑。

このブログを読んでくださっている方は、私がいままで活動をしてきた「蔵コレ」というプロジェクトをご存知だと思います。

<なんじゃそりゃ?と言う方はこちらからどうぞ>
持ち主の生きた証を未来に生かす、物と心の片付け方

私が蔵コレをやりたい理由〜片付けではなく、整える〜

ことのきっかけは、蔵コレを気に入ってくれている友人が奈良の「雨の日製作所」さんに連れて行ってくれたことから生まれました。

雨の日製作所
雨の日製作所

もともと友人が雨の日製作所のオーナーさんに私の「蔵コレ」の話をしてくれて、その方が私に会いたいと言ってくださったために蔵コレ服を着てお会いしに行ったのですが、その場所でたまたま出店されていたサミュゼさんにお目にかかり、色々素敵な服を着させてもらったのです。その服がもう可愛いのなんのって。。

サミュゼさん
S’amuser サミュゼ

色々お話をしているうちに、「東京でも出店したいけれどちょうどいい場所やツテがなくて」と言うお話を聞いて、パッと閃いたのがこの東京蔵コレイベント計画だったのです。私自身も、ずっと自宅でのイベントやオンラインで発信するだけで、他の場所に持って行って何かをしたことがない。

しかし、単なる展示だけだと物足りないし、人が興味をもってくれなかったり、一着も売れなかったとしたら送料や会場費だけでかなりの赤字になってしまう。赤字になる心配をできる限り小さくして、かつ面白くするには一体どうしたらいいのだろう、と色々悩んでいました。

そんな折に頭をよぎったのが、サミュゼさんの服を取っ替え引っ替え試着して写真を取ったり、自宅での蔵コレイベントの際にみんなでコーディネートを考えて似合う似合わないなどをわいわい考え合ったりしていた光景でした。何もなくても、あれはとても楽しかったし、綺麗に装った状態でインスタ映えのする写真の一枚でも撮っておいたら話題になったのにー、と残念に思うぐらい盛り上がったのです。

そこから、「ヴィンテージファッションを譲る」ではなくて、「ヴィンテージファッションを楽しむ」ことを価値の主眼にしたいと思うようになりました。それなら売ることや現代っぽさを心配しなくても、純粋に個性的で好きだと思うデザインの服をたくさんもっていける。自分が普段は選ばないものを友達が選んでくれて「着る」体験、「撮られる」体験そのものが楽しいのだから、場所さえあれば、みんなで楽しめるはず。

そのために必要な写真のスキルや、メーク、色合わせなどもきてくれた人たちと能力シェアができれば、その人の魅力が最大限引き出されるに違いない。「蔵コレファッションショー」といいながらも、その舞台裏の控え室をみんなで作っていくようなイメージだ。

それができたら、きっと楽しいに違いない。

でも、ちょうどいい場所がない。。。どうしようかと思っていたら、なんと以前蔵コレでサンダルをお譲りさせてもらった方が自宅の場所を提供してくださるとおっしゃったのです。ありがたい・・・。本当にこう言ったご縁のつながりでプロジェクトの芯ができていくことが嬉しくて楽しくて、温かいお心遣いに幸せな気持ちになりました。

最初のころは大真面目に「蔵コレ」と言っていても、「あほちゃうか」と言う感じで誰もまともに受け止めてくれなかったけれど、蔵を片付け始めてから約一年でだいぶ色々な方々に「斬新な取り組み」として興味をもっていただいたり、認知いただけるようになってきた。ご近所の人と、うちに遊びに来ていた友人がたまたまどちらも蔵コレを着ていてそれが話の種になったりもしている。

祖母が存命の中で、私の汗と涙の2年間の心と持ち物整理の取り組み(まだ終わっていないけれど)は多くの学びを与えてくれました。
そんなこんなで、満員御礼の東京ハラールツアーの前日に楽しい楽しい東京蔵コレファッションショーを開催するのです!!

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