【ミンスクの台所/東京】日本で食べる美味しい世界料理〜ベラルーシ編〜
まずはこれを読んでほしい。
第40回 「ロシアンティー」にはなぜジャムが入るのか(ベラルーシ後編)見た?見たよね??
この「ホヴォロスト」という、ベラルーシのあげクッキー。
可愛いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい。
美味しそうううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう。
と見ただけで、その可愛さと美味しそうなトッピングに魅了された私。
ベラルーシとは?
ベラ(白)ルーシ(ルーシ族)。
ルーシの人々は13世紀から16世紀にかけて「タタールの軛(くびき)」と呼ばれるモンゴルの支配を受けて来た。その際、モンゴル人が中国から学んだ文化である「方角を色で呼ぶ方法(五行思想)」をルーシに持ち込んだことから、赤ルーシ(南部ルーシすなわち現在のウクライナ西部)、白ルーシ(西部ルーシすなわち現在のベラルーシ)、黒ルーシ(北部ルーシすなわち現在のモスクワ周辺)という名称が生まれ、そのうちの白ルーシ(ベラルーシ)が国名として残ったらしい。
こんな具合に。
ヨーロッパ最後の独裁国家と呼ばれ、圧政の国としても名高く、スラヴ美人が多い国としても有名。
ミンスクの台所
そんな、ベラルーシの家庭料理が楽しめる場所が六本木の「ミンスクの台所」にある。ミンスクというのはベラルーシの首都だ。ここも素晴らしく可愛く落ち着いたお店で味も美味しい。少し小さめの店内なので、事前の予約をおすすめする。ベラルーシの家庭料理は、豊かな自然の恵みを活かしたものが一般的で、ビーツやじゃがいもなどの野菜を使用したメニューが豊富。店主のバリシュクさんはもちろん美人で可愛らしい民族衣装でお出迎えしてくれる。
「ベラルーシの家庭料理」と日本語で書いてあるのが可愛らしい。
サワークリームと温かいラビオリ(トルコでいうマントゥの少し大きなもの。中国的には水餃子)。このセットが美味しい。
ニシンとビーツとニンジンのサラダ 「毛皮のコートを着たニシン」。ロシア料理と聞いていたが、ベラルーシでも出て来た。このデザインが可愛らしくて好き。
中にはクリームシチューが入っている、つぼ焼き。こちらも少しロシアっぽい。形がおしゃれ。
チョコケーキ。トッピングのフランボワーズが酸味があって、甘いチョコレートケーキとちょうどよく口の中で溶け合っていた。
そして真打ち、ホヴォロスト!!!!!!これが美味しいのです。さくさくクッキーに粉砂糖がかかっていて、さらにサワークリームが乗っているのですが、クッキーがさくさくな割に食べてみるとしっとりもして来て見た目ほども甘すぎず、粉物が好きな人にはたまらないデザートなのです。
これはやみつきになります。
ちょっとしたお店の小物たちも可愛らしいので、ぜひ一度足を運ばれることをオススメする。
あー美味しかった。