【 日本橋室町BAY HOTEL】東京で泊まりたいゲストハウス
今回の旅で、またまた好立地で快適なゲストハウス(というか、ほぼカプセルホテル)を見つけた。
日本橋室町BAY HOTELだ。
【公式サイト】日本橋室町ベイホテル【東京駅・神田駅・三越前駅・新日本橋に便利】|カプセルホテル
ゲストハウスというと、だいたい浅草あたりに固まっていてオシャレだけど交通の便がそれほど良くないケースが多い。私の好きなENAKAも
浅草寺すぐそばなので都心からは離れている。もしくは、子伝馬町や馬喰横山あたりに固まっており、こちらは東京駅からもアクセスが良い。ただし、どちらも都心というには少し違う(詳しくはこちらの記事をどうぞ)
そんな中で、モロ都心でゲストハウス価格なホテルが、日本橋室町BAYHOTELだ。地下鉄銀座線の三越前駅から徒歩3分で、コレド室町のすぐそばなのだ。なんだこの高級感。Expediaの予約ではテレビ無しの部屋で4千円ほどだったのに。
入り口。近くにコンビニもあって便利。外国人観光客を意識してなのか、妙に和式。しかし、上部の「ベイホテル」という青い看板から想起させるダサい感じは全くない。なぜこんな看板くっつけたの笑。
フロント。丁寧な接客が魅力的。ゲストハウスというよりは、カプセルホテルの度合いが高いため、少し高級感を演出しているように思える。
部屋。
前回の記事でも書いたが、私は各個室の四方の壁の作りががっしりしていてほしいので、この鉄筋ごと区切られている作りは文句がない。薄い木の板などで仕切られているところが多いが、軋んだり、音やいびきが筒抜けになって寝苦しいのだ。また階段も同様で、サイドに足場所が設けられていて、登るときに軋まない作りになっているのが良い。
個室の作り。ヘッドホンが置かれていて、目覚まし、充電、ライトなどが充実している(USB用の電源はないのでコンセントが必要)。足元には分厚い幕を上から下に引き下ろして引っ掛ける形の仕切りがあるのでゆったり過ごせる。これは良い。
私はテレビ無しの部屋を予約したのだが、オーバーブッキングの関係で無料でグレードアップ。とはいえ、結局一度も見ていなかったし、むしろテレビがある部屋のスペースの方が音が漏れていてうるさい(ヘッドホンしてない人もいるのでは?)。泊まるなら、安くて確実に静かな「テレビ無しスペース」にしたいものだと思った。
別室にはロッカールーム(共用)があり、渡されたキーで開閉できるようになっている。そこには、着替え(パジャマ)とタオルと高級そうな歯ブラシ・櫛などの入ったバッグが置かれている。良くも悪くも部屋の中でゴソゴソしてはいけないので、いちいち別室に荷物を取りに行ったりするのが不便。しかし、飛行機の機内持ち込みサイズのキャリーであれば最悪部屋に入れて足元に置いておいても邪魔にならない。フロントに預ける方が面倒だ。観察をしていると宿泊者も大体暗黙の了解で、みんなそれなりにやっているようだ。そうだよね、服着替えたりちょっとした荷物取ったりするのにいちいち廊下渡ってロッカールームに行くの大変だもんね。この別室にシャワーも洗濯機も乾燥機もあるのだが、部屋からは離れているのでこの点ではうるさくなくてありがたい。
翌朝。
ここの目玉の一つとして、朝食のパンとコーヒーが自由だということ。一階の食堂でお世話になる。売店カウンターもあって、インスタント食品やちょっとした小物などが販売されている。
朝ごはん。これで結構十分。
地下一階には快適なラウンジもあり、1階だとうるさい、という方にはオススメのスペース。
ホテルに泊まるほどのお金はないけれど、ゲストハウスのように周りの人とガヤガヤ話はしたくない気分で、都心で清潔感のある静かな場所で確実に休みたい、という方向けには最適の場所ではないだろうか。海外の人にも大人気なのか、予約は埋まっているようだ。また東京に行く機会があれば、必ず利用したいと思った。
泊まりたい場所がどんどん増えて行って嬉しいなあ。個人的には、ゲストハウスはやはり東京が一番数も多いし、コンパクトで質が良くて値段も安いように思う。奈良なら敢えてそう行った機能性や利便性、デザインの洗練は追求せずに、人の温かさにほっこりできる古民家的な側面を強調したゲストハウスを目指す方が合っているんだろうな。