2020-03-12

【東京】馬来風光美食のバクテーを食す〜東京で一番美味しい中華系マレーシア料理〜

いやあ、やっと行くことができました!!

東京で一番美味しいと言われる、小さな中華系マレーシア料理 「馬来風光美食」のお料理!!マレーシアの美食の町、イポーからやってきたエレンさんが一人で切り盛りしている小さな小さなお店である。

東京一うまい!中華系マレーシア料理 馬来風光美食

実は、マレーシア留学に行く前の昨年9月に「海のシルクロード」の勉強会をした時にみんなで行こうって訪れてみたら、突然のお休みで行けなかったという大変悔しい思い出があったお店だ。
というのも、私がエレンさんのこの本のファンであり、母が現在猛特訓中のバクテーを実際にどう料理するのか味わってみたかったからだ。

これはamazonでたまたま出会って衝動買いをしたのだが、マレーシア料理のことが丁寧に書かれていて素晴らしい本だと思った。すると、最後の方に荻窪に実店舗が東京にあると書いてあるではないか!
というわけで、はるばる食べるのを楽しみにやってきたのである。


▲「ひろこの店」が目印。店は地下にある。

小さな店の中は、10人ちょっと入ったらもうぎゅうぎゅうぎゅうでなかなか身動きがとりづらいほど。でもその中で、エレンさんは約20年間一人で注文を聞いて、お客さんの相手をして、料理をして、飲み物をだして、会計をして、見送りをする。タフでないと到底こなせない仕事量だ。しかもその一つ一つのお料理がとてつもなく美味しい。中には私がマレーシアで食べたことがないものもある。ペーパーチキンはその一つだ。

紙に包んで揚げてあるジンジャー照り焼きチキン。
味がジューシーでとってもとっても美味しかった。

そしてお待ちかねのバクテー。

母のはもちろん美味しいが、こちらの方が味としての貫禄が違う。料理から美味しさの自信がみなぎっている感じがする。
美味しい。出汁もうまい。深みがある。化学調味料を一切使わず、現地から直輸入しているスパイスを使っているという。エレンさんによると、最近は成城石井とコラボしてカレーの出品を考えていたり、頼まれてレシピの監修をしたりしているそうだ。本は印税がなかなか入らないから料理監修のほうが実入りがいいらしい。正直なコメントだ笑。

さらに色々頼む。

例えばカレーラクサ。ラクサは魚介のスープだ。マレーシアでは普通のラクサは魚臭くてまずいから絶対カレーラクサにしろって言われてたっけ。しかし、これは全くもって美味しい。臭みもない。

そしてナシレマッ。おかず載せ白ご飯のようなもの。だいたい小魚の揚げたものと野菜とちょっとした惣菜がついている。小さい「ッ」がアクセントである。マレーシアの言葉には語尾に「ッ」とつくものが多い。なんとなく自己主張しているようで、面白い。

エビのマレー風辛味噌炒め。これは後から効いてくるピリリとした辛差が特徴。ナスがよく味がしみていて絶品。しかし、辛くしていなくても辛いのでご飯がほしくなる。

エレンさんはとっても気さくでチャーミングで、すぐにお客さんと打ち解けることができる才能の持ち主で、話すのがとても楽しい。今度8月ごろに大阪の阪急でマレーシアの物産展のようなフェアでお店を少しの間だけ出すと聞いたので、いかなきゃ!!

そして、まずは成城石井のカレーを買いに行かなくては。
あー美味しかった。食べに行くことができて本当に幸せだった。

最後に友人が差し入れを。

おおおおお、美味しそうな中東のお菓子、バクラヴァ、カダイフたち!!こちらも教えてもらった新しい店で、中東のレバノンワインをたくさん置いているお店だそうだ。

オリエントのワインと食品 The Ancient World

エレンさんのお店のすぐそばにあって、夜も9時ごろまで営業している。もう少しお値段がお手頃ならば、私もバクラヴァのパッケージを買ったのになあ。こちらはイラク産のものらしい。

 

こんな調子で、東京でガンガン東南アジアや中東旅行気分を楽しんでいたわたしでした。
美味しいお店いっぱいあって贅沢なのに、訪れてあげないと潰れちゃうよ!!と少し危機感も。

 

そして結局サルタが食べられるイエメン料理のお店は東京にもありませんでしたとさ。
(ならば私がやるしかないか)

アイコンのイラストは友人のかなちゃんが描いた物を使わせてもらいましたー!!
良すぎる。。。。

(かわいいLINEスタンプもあるよ笑)
Puchimemo – LINE stickers | LINE STORE

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