2020-03-13

【イベント報告】マレーシア・東南アジアおかえり報告会@東京

先日、東京にてマレーシアのことについて話す報告会をやらせていただきました。
楽しかった!!

前半で一通りマレーシアと東南アジアの歴史について話した後に、後半にマレーシアの留学話や周辺国の旅話など。今回もいろいろ楽しくやり過ぎてしまって、写真を撮るのをすっかり忘れておりました。

でも、毎回いただくコメントが「旅の話だけじゃなくて、歴史や文化背景も一緒に学べるから旅行が楽しくなる!!」ということで嬉しいのですが、最近は「旅に行けなくても行った気分になって楽しいし、興味が色々湧いてくるから行くモチベーションにつながる」とも言っていただけています。

また、今回もとても詳しい方がたくさんいらしていて、現地の情報や、東京で新しくできたムスリム文化圏のスイーツショップや食材店などの情報も色々教えていただきました。ありがたやー!!

▼イスラームといえば東南アジアの時代がやってきている

▼今回も、かなちゃんがグラレコをやってくれたので一部をこっそりお見せしちゃいます!

かわいいな・・・。うちのニャンコ達も書いて欲しい笑。

今回なぜ、わざわざマレーシアに行ったのかといえば、2100年には最大勢力となると言われているイスラム教徒の方々のうち、約6割をアジアの人口が占めており、中でも現在インドネシアが世界一を誇っていると言う現実をあらためてこの目で見たいと思ったからである。

インドネシアと文化が近しいが人口の半分程度しかイスラム教徒がいないマレーシアでは、イスラームを国教と定めており、ハラール認証などの様々なイスラームがグローバル化する上で必要な規範を先進的に整え、ムスリムであるマレー人を政治的に優遇している(でないと、せっかくシンガポールを切り離したのに、また華僑の人々に経済的に飲み込まれる可能性があるため)。

今回つくづく思ったのは、「イスラームの人々が必ずしもイスラームではない環境に存在するようになればなるほど、イスラームとはなんぞやと言うアイデンティティや規範を定めようとする動きが生まれる」ということ。みんなイスラーム教徒であれば、「豚を食べない」と言う定義を作らなくてもそもそも食べることはないし、食事にも出てくることは決してない。毎日お祈りをきちんと5回していれば、わざわざ「5回」をきちんと明記する必要もない。違う生活が共存するところへ放り出されてはじめて「自分たちってなんだったっけ?どう振る舞っていればイスラームとしてOKなんだっけ?」ということを考えるようになる。その意味では、結果的に多民族多宗教国家となったアジアの国マレーシアは、確かにみんなの「良いお手本」になる。

これからの未来のイスラームは、アジアから目が離せなくなる。

Mapping the Global Muslim Population

イスラム教徒、2100年には最大勢力 世界の宗教人口予測

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