久しぶりの滑舌・音読練習
世の人もすなる「外郎売り」を私も読んでみることにした。
<前半>
初めてにしてはまあまあだが、やっぱりいろいろ気になるところはある。
これから練習して、間違えずまるっと全部聴きやすいように読みたいものだ。
思い通りに操れる、自分の良い声が欲しい。
漠然とそう思い立ったのは、コロナで外出制限がかかってしまい、家の中でやることに困ったからだ。演劇もやめて久しいし、表現活動の一つで音声をいろいろ活用できるといいなと思い始めた矢先に、去年はオンライン番組のMCの依頼と、仕事で制作したプロモーションビデオのナレーションと、それらを見ていただいたご縁で、また新たに制作動画へのナレーション吹き込みの仕事をいただいたりした。
職場でもタイムリーに「声いいね!」と言ってもらえることが増えたり、ラジオをやってみたときに「ゆったりと聴きやすい特徴的な声」と言ってもらえたこともあって、無個性ナレーション気質な自分の声に対しても、もっといろいろ表現の幅を広げていけるような勉強ができたらいいな、ついでに大してうまくもない歌も上手になったら一石二鳥(これは生きているうちにはむりかもしれないが)。
割と声が通るほうなので、演劇でもそれに頼り切って腹筋は今まで全然鍛えてこなかったし、特にきちんと話し方の勉強もしたわけではないので、後から聞いて「ううーん、摩擦音やブレスの母音の強弱が気になるなあ」とか感じだしたのはごく最近の話。
そんなわけで、どうせ外に出られないのなら練習してみよう。
そういうことになった。
で、これを読んでみる。
これがまた面白い。
いろいろなパターンのふきこみがあって、一つ一つ何気なく聞いていたものが難しい。
運送会社
インフォメーション
アミューズメントパーク
音楽番組
他にもいろいろ練習してみる。
最初なので、また少し上達した頃ぐらいに途中経過をあげたいなと思う。