2017-09-13

東京で良いゲストハウスを選ぶなら

旅行に行く時に、できるだけ快適でリーズナブルに泊まりたい。
つい最近までは、泊まるといったら個室でないと耐えられなかったものの、旅を続ける中でドミトリーもたくさん泊まるようになった。

中でも、東京はなんどもなんども用事で行くことがある。ただ、遅くなったりすることもある中で毎回毎回お友達にお世話になってばっかりするわけにはいかない。そこで、ドミトリーを色々泊まり歩いている。
私がゲストハウスを選ぶ時に重視している点は主に以下だ。

・ドミトリーベッドの体裁(カプセルに近いほど良い)
・防音
・ベッドのしつらえ、スプリング
・アメニティ
・エントランスキーの使いやすさ
・シャワーや洗面台の数
・アクセス
・外国人率(真剣に寝たいときはここは無視します)

それらから総合的に勘案して、特にお気に入りのゲストハウスを二つあげる。

ENAKA/浅草

実は、アクセスを気にしなければ今まででお気に入りのゲストハウスは浅草公会堂の向かいにあるENAKA。高評価の理由としては、設備がとても綺麗なのと、アメニティとしてタオルが無料でついてくる(他は大体300円程度取られる)。手荷物に南京錠付きチェーンがついている。浅草寺にはめちゃくちゃ近い。そして、何よりベッドの作りがカプセルホテルのようにがっしりしているので、荷物をゴソゴソしている音が響きにくいし、二段ベッドで登り降りしてもあまり1階で寝ている人に響かないのが良い。大体のドミトリーの二段ベッドは木の板一枚で隔てられているだけのケースが多いのでギシギシするのだ。これが違うだけで格段に安眠しやすい。

obi HOSTEL/馬喰横山

全体のバランスが取れたとても過ごしやすいドミトリーならobi Hostelだ。大体の手頃な値段で綺麗なホステルは浅草近辺が多いが、アクセスも都営新宿線の馬喰横山駅、都営浅草線の日本橋駅、JR線の馬喰町駅と3本が通っていて快適。何より、女子ドミトリーについているシャワーにちょっといいシャンプー、リンスが両方備え付けてある。これって結構大事で、ほとんどのホステルがリンスインシャンプーしかついてない。さらに、レセプションが夜中の1時まで開いている。これはとても重要で、チェックインが遅い場合や、戻ってくるのが遅くなった場合でも、建物のキーロックを解除することなく入れるのがありがたい。一度、別のホステルで教えてもらったキーロックが間違っていて、夜中に帰って来たらゲストハウスに入れず、レセプションも開いてなくて問い合わせる電話番号もなくえらい目にあったことがある。そういう不安がないぶん、安心して戻れる。設備も新しいので本当に綺麗だし、シャワールームとドミトリーが距離があるのでドライヤーもそれほどうるさくない。また、ENAKAほどのホールド感はないものの、ベッドのスプリングがいいのか安眠しやすい。カフェも併設しているので朝ごはんも食べることができる(少しリーズナブルにしたい時やカフェが混んでいる時は、馬喰横山駅にドトールもあるし、そこでは電源があるので仕事もできる)。そして、ここのオーナーさんがとても面白い人だった(気さくに話していて誰だろうと思っていたらオーナーさんだった笑)。馬喰横山駅からも徒歩1分程度で、隣に「炉端横山」という美味しい居酒屋さんもある。惜しむらくは、もう少し洗面台の大きさが大きくなればいいのと、チェックイン時間がもう少し早くなればありがたい。

どちらも大体、3500〜4000円/泊ぐらいで宿泊できる。また、トリバゴでの検索結果によってはオフタイムの時には2500円代まで安くなったりすることもある。

昔は見向きもしておらず、節約志向で泊まり始めたゲストハウスだが、快適であればわざわざ中級やビジネスホテルに泊まる必要もない。wifiも完備しており荷物も預かってくれるので、しばらく固まって泊まりたい人にはもってこいである。

もし機会があれば是非試してみていただきたい。

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