2019-01-17

すみよいおうちプロジェクト<ピザ・ナン兼用釜をつくる>その9 初火入れ!とその後の展開

はい、ご無沙汰していましたが、昨年秋口から試行錯誤で制作しておりましたピナ窯ですが、年末に無事に火入れができました!!!

わーい!!ぱちぱちぱち!!!

というご報告をしてなかった・・・・・!!!!!

というわけで、初回の試し窯はどんなもんだったのか、そしてその後に起こった出来事は!? ということについてご報告させていただきます。

結論から言うと、、、

さいっこーーー!!!

このブログを始めて2年になりますが、初めてテキスト色を変えました。それぐらいの感動だとお察しください。

まず火を起こします。窯の企画は私ですが、実制作者である隣の隣のおっちゃん自ら丁寧に火起こしをやります。最初は燃えやすいものからだんだん広げていきます。

結構燃えてきました。こうして中段で火力をあげながら上段に熱気を送ります。

だんだん大きな薪を入れていく。一番下は薪入れなのだ。

そして蓋がないので、瓦とレンガで閉めます。アバウトです、この辺はアイデアマンの私が、お金をかけずにきっちり塞ぐ方法を何か考えます笑。

まずアップルパイを焼いてみた。第一陣はちょっと生焼け感があったけど、二陣はパリサクっと良く焼けていた。それにしてもおっちゃんが大きめに窯を作ってくれたせいで、大量に焼ける。食べる方が追いつかない!!!笑

そして炎を良く食う!!

作ってあった薪がガンガンなくなっていくので、「気持ちいい」を通り越してちょっと心配になってくる。やっぱり面積広いと火力がいる!というわけで、我が家で作り置きをしてあった良質の炭を投入。

燃える燃える!!!

温まってきたところで、いよいよピザに〜〜〜と思いきや、火入れをした時がクリスマスだったので今度はチキンを上段で焼く!!

じゃじゃーん。

ジュワジュワ肉汁が弾けて、炭の香りがほのかにして、やはりパリサクっ。やっぱり直火で焼くチキンの味は全然違うなー。写真のセンスないけど笑。やはり手抜きでスマホで撮ったのがよくなかった。

そうこうしているうちに、火床にこっそり入れていた焼き芋も。

そうです、このピナ窯の優秀なところは、下段に薪を入れられ、中段で火を起こし、上段で焼き、天井で煮込むだけではなくて、中段で焼き芋ができるんです!!!そして、なんなら灰の残り火の中で焼くナンも焼けちゃったりするのです!!!見た目はただの焼却炉なのに、なんて優秀なの!!この子は。

そして、いよいよラスボスのピザ。

生地は料理好きな母がいろいろ研究しながら作り、アマゾンのポイントで買ったスケールを使ってピザの形をととのえる。(奥の円がスケール)

 

長時間焼いていたので、蓋にしていたレンガももう真っ黒。むしろこれが炭のようだ笑。

じゃーん!!!初焼き!!

こんな感じに仕上がりました(絶対次回はちゃんとしたカメラで撮ろう)。ちなみにしいたけはうちの原木しいたけです。(私が友人が来てから収穫しようとしていたのに、母が先に生えているやつを全部抜いてしまった、もう!!)

はじめてにしては、なかなかいいやんか!!

熾火もお料理に使えますよー!!!今度はここでナンを焼きたいな。

 

ピ(ピザ)ナ(ナン)窯が完成し、ピザがまず成功してとっても嬉しかったのだが、このプロジェクトはこれだけでは終わらなかったのである。

後日となりのとなりのおばちゃんと、となりのとなりのおじちゃんが来て、

「あんな、この窯の写真を友達に見せてん。ほんならな、そんな低予算で上手に焼ける窯作れるんやったら、うちにも欲しいって言われてな。しゃーないから作ったることにしてん。せやからまた本貸してくれるけ?」

 

えええええええええ!!

 

「老夫婦やねんけど、なんでももう置くスペース作って、薪も先にこしらえて、落ち葉もかき集めてあるねんてー!まだ窯を作ってさえおらへんのになあ。ほんで、ご近所さんたちで分担して焼くものの練習も始めてるらしいわ。」

なんと、みんなで作ろうピナ窯の輪が広がっているw

「それは、すごい気合いの入りようやねー!」と私がいったところ、「こないだのは設計図より大きゅうしてしもうてえらい薪食うやろ?せやから少し小さめにすることにしたわ!」と、おじちゃん。

いやいやいや、うちのももともとはそのサイズになるはずやったんですけど笑!!

 

まあ、そんなわけで、春にシルクロードな「春のナン祭り」やると思いますっ!!

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