乙嫁語り10巻での奇跡
先日、乙嫁語りの新刊が出た。
最近漫画を読まなくなった私が、定期購読している数少ない漫画が「ガラスの仮面」「乙嫁語り」「ちはやふる」である。
中でも「乙嫁語り」は大好きなシリーズである。
新疆でアミルの真似をする
新疆ウイグル自治区では、民家でパリヤさんやアミルの真似をしてナンやウイグル麺を作ってみた(下手だったけど)。
【ウイグル2016.5】乙嫁語りのアミルを疑似体験
さらに、 私はシルクロードを旅した時の資料館や遺跡、風景の写真を撮っては本やデータにしているのだが、それを友人に「それだけシルクロードのことが好きなら、その情報を本人や編集部へ送ってあげたらどうか」と勧められて、悩みつつもとりあえずフォトブック1〜5巻と資料館の画像や資料データを送ってみた。
<もしよかったらぜひ見てやってください!>
Gallery
<販売もしています>
古今東西の好奇心さんのお店 – paymo (ペイモ)
それが、確か去年の8月ごろのことだったと思う。
しばらくドキドキはしていたが、その後何も音沙汰がないので「まあ、いちいち返事なんて書かないし、いきなり送りつけられても迷惑だろうし。そんなもんだよなー。」と思っていた。
そんな乙嫁語りの10巻が出た。
そのあとがきで。
「櫛入れなんてすごいな!」と思って読んでいたら、「他にもお手紙や資料・・・え!!!資料!!!」
描いてくれているー!!!!!
しかも、「何かできないか考えている」って! 嬉しいなあ。
普段の私なら絶対やらないことだが、勇気を出してやって見てちゃんと届いていたことと、それを良かったと思ってくださっていたことが良かった。
そのことを勧めてくれた友人夫婦に伝えたら、「イランの美しい最新刊も送るのよ!!!」って笑。
実際に送るかどうかはともかくも、こんな風に少しずついろんなかたが興味を持ってくださって行けばイスラーム圏の人々の日本への好意の一方通行も次第に解消されていくんじゃないかなって思う。
もっともっとたくさんの人が、自分の目と足で世の中を広げ、自分の五感で感動して、多様な人と心を通わせる経験を大切に、好奇心を広げて生きていけたら素晴らしいな。
何もしてくれなくても、それだけで個人的には幸せ。