【イベント】タタールスタンの歩き方@Okatte西荻窪〜みんなが成長する、楽しいイベント創り〜
先日、東京のOkatteおぎくぼさんにて2回目の
タタールスタンの歩き方イベントをやらせていただいた。
ありがたいことに当日は満員御礼となり、キャンセル待ちの方を全員ご案内ができず心苦しいながらも、たくさんの方が興味を持ってくださってとても楽しい時間を過ごすことができた。(もし、「行きたかったのに!」というかたはコチラから映像でもご参加頂けます!)
<「タタールスタンの歩き方」イベントを資料つきで映像視聴頂くことが可能に!>
当日イベントに来られなかった方々からご要望を頂き、とても嬉しいです。。
タタールスタンの歩き方 2/3 イベント(映像分) –
イベントの会場は安定のOkatteにしおぎ。
ここに来るといつもホッとするような居心地の良さとくつろぎ感がある。
そして、いつも東京でのイベントで力を貸してくれる強力なチームのおかげで、なんの心配もなく進んでいく当日のイベント準備。
今色んなイベントで大人気のスパイス娘のまちこちゃんが会場の予約を押さえてくれていて当日も設営してくれ、ティーインストラクターのさつきさんが勝手にお茶を段取りしてくださり(ポットまで持ってきてくださる)、旅イベント仲間で進行とリスクヘッジ上手のさえこさんが受付に、映像で色々お世話になっているみきさんが記録動画撮影のカメラ設定に、グラフィックレコーダーのかなこちゃんが可愛くて的を得たイベント記録を書き残してくれる。これはもう最強ではないか。というか、それぞれが一人ずつ語り出したら止まらないぐらい多彩でいろんなことをやっている人たちなので、そんなすごい人たちにいつも見放されずに面倒見てもらっている(?)自分は幸せ者だなあと毎回思うのである。「本来経験値もスキルもアップしていくはずなのに、回を重ねるごとに逆にだんだん私が何にもできない子のような気分になってくる。」という話をしたら、「企画(責任ある言い出しっぺ)交渉と広告塔と接客」という役割がちゃんとあるそうでして、イベント中に何かを手伝おうとしたら「片付けとかやってる場合じゃないから、お客様の相手してきて!」ってよく怒られている。
▲気づいた時には出来ている受付
▲さつきさんとまちこちゃんのお茶の準備もばっちり
▲おかげさまで、のびのび話せる私
(インカム型拡声器はさえこさんが誕生日にプレゼントしてくれたもの)
▲好評頂いている新刊写真集のサインまで!!!
ようやくイベントが終わって、「さあ、片付けだ!!」と気合いを入れたらもう現状復帰が全部終わっていてゴミ一つない。自分のイベントのはずなのに、終わる頃にはもはや自分のイベントではなくなっている笑。そんな皆の毎回異なる化学反応が面白くてついつい頼ってしまうので、どんどんやることがなくなっていく私。その結果イベント終了後にみんなが達成感を味わっている中で、一人「私、役に立たなかった・・・」と落ち込むことになるのである笑。
▲かなちゃんの描いてくれたグラレコの冒頭部分。
そういうわけで、私も割と見切り発車で「何だかおもしろそうだから」という理由でイベントやコラボをやることを決めることが多く、わりと準備の脇が甘い中、私の無茶振りのせいで周りのチームの結束が逆に強くなって、メンバーが同じでもないのに阿吽の呼吸で毎回チーム力が上がっていくので、もはやそういう「イベントお助けキャラバン」を作ったらどうかという気持ちにさえなってきている。
キャラバン自体は私が奈良に戻るときに出来ていて、それぞれが技術を持っていろんなところで離散集合するので「チームわらしべ」とか「わらしべキャラバン」とかいう感じの名前にしたのだが、その時は正直あまり役割やポジションみたいなところを意識したことがなかったので、ぼんやりしていた。単純に信頼している友人が力を貸してくれることがありがたくて楽しくて、自分が何が得意でどの役割で頑張ればいいのかもあまりよくわかっていなかったのだ。
けれど奈良に戻り、また一から友人関係もイベントも少しずつできることから地道に始めていって2年が経った今思うのは、「もしかしたら、このあり方自体が自分の役割なんじゃないか」ということだ。
いままでチームの力に頼りきっていたところを、また初心に戻って全部一人で一からイベントを作っていくことのは何かと心配だったし、そもそも興味を持ってもらえなかったらどうしようという不安もあった。だけど、いろんなご縁をいただいていろんな場所やいろんな人との企画を何度も経験させてもらってきたことで、やはり私自身の持つ緩急の感覚や適応力も成長しつつあるように思う。そして気づいたら、奈良でも快く力を貸してくださるイベントの共同主催者さんや協力者さんや参加者さんにお世話になっているのだ。蔵コレのプロジェクトでもコアな友人達にお世話になっているし、映像ユニットのMinatelier(ミナトリエ)でも私は案件を引っ張って来て企画化するだけで、私よりもずっとスキルの高いメンバーにお世話になっている。そう考えると、難しく捉えなくてもそういう「いい出しっぺをする」ような企画の依り代が、私の役割なのではないかということだ。依り代は、自分の他にお客さんも、場所を貸してくれる人も、協力してくれる人も「集まりたい!!」と思ってくれるようなワクワクする企画やイベント環境を作っていくことが大事だ。それはいつでもどこでも心がけているが、普段目に見えて実感できるものではない。
そのかわり、最近に目に見えて実感できた成長は、「自分一人で話す場合は、想定時間内に喋り終わる」ということ。上手に話すのが苦手な私は、あれもこれも紹介したくてもたもたしている間に寄り道してしまい時間がすぎてしまうことがよくあったのだが、最近は奇跡的に時間ぴったりに喋り終わることができている。このコンテンツにだいたいどれぐらいの時間が必要かがちょっとずつ感覚でわかるようになってきたのだ。これからは、いままで紹介したり共有したかったけれど、編集力がなくて表現を諦めていた面白いコンテンツも、これから意識的に整理整頓する力を身につけていきたいなと思っている。
というわけで、今はこちらの講座にお世話になっているのだが、とても楽しい。
|TreeTree| – 「編集のきほん」第3期生を募集します。
と、同時に自分の好きな映像の表現力も磨きたくてAdobeCCの勉強を始める。
映像の師匠である家子さんに教えてもらったのだが、年間使用料よりもお得なのでオススメである。
Adobeマスター講座 | Web、CG、映像、プログラミングの通信講座「デジハリ・オンラインスクール」
旅すること、食べること、考えること、体験すること、表現すること、共創すること。
きっと何歳になっても何年経っても好奇心いっぱいで楽しくてしょうがないんだろうなと思う。
それをイベントという空間コミュニティの中で、演劇の舞台のようにみんなの空気で無限に進化して変わっていくことがワクワクするのだ。