2019-06-09

【粉物万歳】イランの上新粉のカルダモンクッキーとトルコのピタパン作りを探求中


thanks to https://theotheriran.com/

イランのNan-e Berenji(上新粉のカルダモンとローズウォーターのクッキー)が美味しかったので、日本語のレシピを参考に一度作ってみた。これは、イランの新年と春を祝うお祭り(ノウルーズ)でよく振舞われるお菓子だそうだ。

スパイシーなカルダモンの芳香が際立つが、イランのダマスクローズの名門であるカーシャーン産の上質ローズウォーターを大さじ二杯も入れているのにほとんど香りを感じない。入れることに意義があるのだろうか、それともかすかに無意識に感じているのだろうか。いずれにせよ、クッキーがスパイシーであること自体は問題なかった。奈良の秘境で「イラン」の「イ」の字も知らない近所のおじちゃんおばちゃんにも試食してもらったが、好評であった。「むしろアルコールが欲しくなるわ〜」という人も笑。イランは優しいハーブやスパイスのフレーバーがつくことが多いのだが、薬草文化の発祥地である奈良の人は慣れているのかもしれない。

 

さてこのクッキー。

一度作ってみると、毎度のごとく色々材料や製造過程に疑問点が出てきたので、色々調べてみることにした。
このブログ(英語)で書いてらっしゃる過程だと、上新粉ではなく米粉と書いている。

米粉と上新粉の違いはなんだ!?代用できるものなの?
と思って調べてみたところ、粉のきめ細かさの違いらしい。
舌に残る感触がふすまのようにサクっとするか、もっときめ細かい米粉での口どけ感とどちらが自分の好みかもう少し研究余地がありそう。

それに、上新粉クッキー生地にローズウォーターはわかるけど、ライムジュースも入れるの!?
ローズウォーター入れるだけでも生地が緩くなりそうでドキドキするのに、さらにライムジュースまで。というか、味がごっちゃにならない!?不思議。日本のレシピには上新粉とあったけど、米粉だと細かい分、さらにまとまりがつくのかしら。

まあそんなこんなでお試し中ですが、うまくいったら、私が旅の中で美味しいと思って現在研究中のものを全部奈良シルクロードフェスの「初日」に出しちゃおう(または手伝ってもらって作ろう)と思っています。

あ、このレシピも気になる。

さー、そろそろさっき作ったトルコのピタパン(Bazlama)の生地が発酵したか見てみよう。

バズラマ(Bazlama)って何?って方はこちら

 

発酵後はフライパンで焼いちゃいます!こんな感じにできた❤️

 

 

このバズラマも奈良シルクロードフェスの初日に夏のスープストックイスタンブールのイベントのお供に出しますー。中東のパンは結構フライパンで焼けるものがあるのが便利でいいね。

大陸やイスラーム文化圏のお料理は圧倒的に英語の情報が多いので、検索の仕方を最近色々模索中。レシピを十個ぐらい比較検討して同じ材料や作り方の手順と違う所を分析するのと、日本人が加工しているレシピと照らし合わせて自分のベストアンサーを出すのが楽しい。(風呂敷を大きく広げて畳んでいくいつもの調査探求パターンと完全に同じ。この辺は真面目なA型っぽい性格を反映している笑)

でもわたしにとってはスピード感が非常に重要で、射手座にありがちな早く答えにたどり着かないとやってる間に飽きてしまう性格の持ち主。なので、日々「思い立ったらすぐ行動」ばかり鍛えられている気がする。

そんな興味の乱高下を繰り返しながら「古今東西の全方位的な好奇心の旅」を続けている。

 

ちなみに、七月三連休の奈良のシルクロードサマーフェスがきになる方はこちらからご参加くださいませ^^

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