旅と文化のミカド文庫を作る(2)〜物置と化した古い稲屋をお金をかけずにDIY〜
人生で初めてバルサンを自分で炊いて、自分で燻された。
あー、辛かった。
はい、先日こちらの記事を書きました。
いまこういうことをやっております。
はい、わたしが死ぬ思いで中身をどかし、さらにおばちゃんが虫の巣撤去を手伝ってくれてスッキリしたところで、おばちゃんが「バルサン炊いとこ!!!!」というので、人生初のセルフバルサンに挑戦した。バルサンなんて、大したことではないと思っていたのだが、やはりすごい。除霊と一緒で浄化されたように感じる。
だけど!!!やり方がまずかった。
はいこれ。これまでは良かったんですけどね。重い木戸の扉を閉めようとしたらですね。
バッターン!!
と言う音とともに、なんと扉が倒れたのですよ!!!えええええええええ!閉めて倒れる扉ってある!?内側に倒れたのと、空洞があったので扉も折れなかったし、幸いわたしもおばちゃんも怪我なくすんだ。内側の木の留め具がグラグラで老朽化していたみたいだ。
いやあ、恐ろしい。もしも反対側に倒れていたら私のかわいいEKワゴンちゃんが傷だらけに・・・(今でも傷だらけだけど笑)。しかたがないので、扉を閉めたまま外側から釘を打ち込んで、そこにロープをかけて椅子にくくりつけ、その上に重石を乗せることで耐えた、のだが、その作業をしている間にも煙は容赦無く攻めてくる。うおおおおお、害虫の気持ちがわかる!!つらい、げほげほのげほげほな咳をしても、いっこうに喉のイガイガがなくならない。なんとか作業を終えて、脱出さながら稲屋の外に飛び出し、興味深そうに観ているネコどもを追い払い、引き戸を閉める。
はーつかれた。。。
そんなわたしに、ケチャップマニスとかサンバルとかその他色々マレーシアの調味料をネットで買い込んだ母がミーゴレンを作ってくれた。これがね、ケチャップマニスはみたらし団子のタレみたいなものだし、サンバルは開けた瞬間に鼻腔を突き抜ける胡椒っぽい刺激が強くてむせるむせる。しばらく二人でハックシュンしていました笑。しかし、美味い。目玉焼きとケロポック、、じゃなかった、クロポッを載せなかったのは、私のダイエットのためらしい。
ケチャップマニス
サンバル
さて、おなかもいっぱいになったところでつづき。
あらま。稲屋に先客が。もうバルサンが終わったから、戻っていたんだね。今日も相変わらず立派なヒゲだね、ヒゲミ。そしてなぜ自分よりも大きな娘に乗られているの汗。亀じゃなんだから。
で。
床を貼ってもよかったんだけど、そうすると部屋全体を直さないと釣り合わなくなるし、今はお手軽にジョイントマットをひいて防寒にすることにした。
これね。