2016-06-13

【ウイグル旅行記2016.5】ホータン:マリクワト遺跡の砂

マリクワト遺跡

ホータン市から東南へ27km。車で約40分。ホータン玉で有名なユルンカシュ河西岸、マリクワト村に隣接した砂漠地帯にそれはある。

墓と建造物が点在しており、ここから仏像、玉、陶器、古銭、壁画の一部などが見つかっている。1900年には楼蘭遺跡発掘で有名なイギリスの探検家スタインが漢代から唐代の文物を発見。風化した于闐国の古き城塞がその面影を宿している。現在、遺跡は近隣の地元民が管理しており、入り口は施錠され、写真をとるには一人十元取られる。

しかし、この日は鍵を持ってる地元民が外出(?)していたため、おもむろに鍵を壊し出す。鍵をかける意味があるのかどうか、甚だ疑問であることは間違いない。

ナタのようなもので南京錠の鎖を叩き切った後に、ようやく足を踏み入れる。

入り口から遺跡まで1キロほどあり、地元民がすかさずロバ車を進めてくるが、これが何を隠そうキケンなのである。

人が乗るだけの荷台の板はいつ底が抜けるかもわからず不安定なので、コロコロ転がっていく観光客が続出したなどでガイドさんからスリルありすぎて禁止を言い渡されました笑

持ち主不在で鍵を壊すw

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